宣言解除後 初の週末 広島市内の百貨店 通常営業を再開

広島県では緊急事態宣言が解除されてからはじめての週末となり、広島市内の百貨店では通常どおりの営業が再開されました。

緊急事態宣言の期間中、広島県では県の要請に応じ大型商業施設が一部の売り場を除いて土日は休業していましたが、宣言が解除されてからはじめての週末となる26日は多くの商業施設で通常どおりの営業を再開しています。

このうち広島市中区にある「広島三越」では緊急事態宣言中の土日は休業していた衣料品売り場や貴金属売り場の営業を再開しました。
また25日からビアガーデンが始まりましたが、引き続き県が酒類の提供時間の短縮要請を行っていることから酒の提供を午後7時までとして営業することにしています。

広島市の50代女性は「緊急事態宣言中はデパートが開いてないので食品しか買えずに不便だったので再開してうれしい。気分転換にもなります」と話していました。

また広島市の60代の男性は「緊急事態宣言は解除されたが引き続き感染対策をしっかりしたい」と話していました。

「広島三越」の総務・経営企画部の大田唯担当長は「通常営業を再開できてほっとしている。新型コロナの影響が長引き売り上げ的には厳しいが、感染を拡大させないということを念頭に営業していきたい」と話していました。