東京スカイツリー 宣言解除で土日の営業再開 およそ2か月ぶり

緊急事態宣言が解除され初めての週末を迎えた26日、都内の観光地の一つ、東京スカイツリーでは、およそ2か月ぶりに土日の営業を再開し展望デッキで眺めを楽しむ家族連れなどの姿が見られました。

東京 墨田区の東京スカイツリーでは、緊急事態宣言が出されて以降、先月31日まで臨時休業し、今月からは平日にかぎり時間を短縮して営業していましたが、宣言が解除されたことを受けて26日、およそ2か月ぶりに土日の営業を再開しました。

新型コロナウイルスの感染予防のために、入り口では消毒や検温が行われ、さらに展望デッキの入場者数を2割から3割程度に制限するなどの対策をとっています。
26日は天候に恵まれたこともあって、朝から家族連れや観光客などが次々と訪れ、眺望を楽しんだり眼下の町並みを背景に写真を撮影したりする姿が見られました。

埼玉県から来た家族連れの女性は、「電車に乗るのも1年半ぶりくらいで、ずっと自粛をしていたので、落ち着いたら来たいなと思っていました。天気もよくていい思い出になりました」と話していました。

東京スカイツリーの広報担当の大和雅幸さんは、「久しぶりの休日営業となりましたが、朝から多くの方がお越しになり、笑顔で景色を楽しんでいるようすを見てうれしく思います。これからも感染対策を責任持って行い、お客様に安心してもらえる環境を提供したい」と話していました。

営業時間は、通常より1時間早い午後8時までで当面、時短は継続するということです。