民事裁判手続き ウェブ上でやり取り システム運用へ 最高裁

民事裁判の手続きでIT化を進めるため、最高裁判所は、弁護士と裁判官がウェブ上で書類をやり取りできるシステムを開発し、来年2月から一部の地方裁判所で試験運用を始めることを明らかにしました。

政府はこれまで膨大な書面がやり取りされていた民事裁判の手続きで、4年後の令和7年までに、全面的なIT化を目指すとしています。

去年2月に民事裁判の手続きの一部でウェブ会議ができるようになったのに続いて、最高裁判所は弁護士と裁判官との間で、証拠や主張などの書類をウェブ上でやり取りできるシステムを開発し「民事裁判書類電子提出システム」=「mints」と名付けました。

システムでは弁護士が書類を電子ファイルで提出できるほか、相手の弁護士や裁判官もいつでも見られるようにするということです。

このシステムについて最高裁は、来年2月から甲府地方裁判所と大津地方裁判所で試験的に運用を始め、その後、全国の裁判所に導入していくことにしています。