水深浅い海域 航空機での地形測量開始 海上保安庁 新潟 佐渡

正確な測量が難しい水深の浅い海域について海上保安庁は、海底の地形などを測量する航空機を導入し、今月から、全国で初めて新潟県佐渡市の沿岸で調査を始めたことが分かりました。津波の高さの予測や洋上風力発電施設の建設に役立つ情報が得られることが期待されるということです。

海上保安庁では、船の安全な航行を確保するため、これまで船を使って海底の地形などを測量していましたが、船で近づくのが難しい水深の浅い海域を効率的に測量することが課題となっていました。

そこで初めて上空から測量できる専用の航空機を導入し、宮城県にある第2管区海上保安本部の仙台航空基地に配備しました。

そして、この航空機による測量を今月下旬から全国で初めて、新潟県佐渡市の沿岸で始めたことが関係者への取材で分かりました。

測量を行う航空機「あおばずく」には、レーザー光で水深の浅い海底の地形などを早く広範囲に測量できる機器が搭載されているということです。

こうした測量は、船の座礁の防止だけでなく、津波の高さの予測や洋上風力発電施設の建設に役立つ情報が得られることが期待されるということで、海上保安庁では、調査を全国に広げていきたいとしています。