東京高検新検事長に甲斐行夫氏 高検検事長に初の女性起用も

5つの高等検察庁の検事長の人事が決まり、東京高等検察庁の新しい検事長に福岡高等検察庁の甲斐行夫検事長が、大阪高等検察庁の新しい検事長に高松高等検察庁の曾木徹也検事長が起用されることになりました。

この人事は、東京高等検察庁の堺徹検事長と大阪高等検察庁の榊原一夫検事長が辞職することに伴うものです。

東京高等検察庁の新しい検事長に起用される、甲斐氏は61歳。

東京地方検察庁の検事正や高松高等検察庁の検事長などを経て、去年6月から福岡高等検察庁の検事長を務めています。

甲斐氏の後任の福岡高等検察庁の検事長に起用される、中原亮一氏は61歳。

最高検察庁の公安部長や横浜地方検察庁の検事正などを経て、去年3月から広島高等検察庁の検事長を務めています。

中原氏の後任の広島高等検察庁の検事長に起用される、畝本直美氏は58歳。

法務省の保護局長や最高検察庁の総務部長などを経て、去年5月から最高検察庁の公判部長を務めています。

大阪高等検察庁の新しい検事長に起用される、曾木氏は61歳。

最高検察庁の公安部長や東京地方検察庁の検事正などを経て、去年6月から高松高等検察庁の検事長を務めています。

曾木氏の後任の高松高等検察庁の検事長に起用される、山上秀明氏は60歳。

東京高等検察庁の次席検事や最高検察庁の公安部長などを経て、去年6月から東京地方検察庁の検事正を務めています。

この人事は、来月16日に発令される予定です。

上川法相 “女性職員の登用 積極的に推進”

政府は、25日の閣議で5つの高等検察庁の検事長の人事を決め、このうち、広島高等検察庁の新しい検事長に最高検察庁の畝本直美公判部長が起用されることになりました。

高等検察庁の検事長に初めて女性が起用されることについて、上川法務大臣は、閣議のあとの記者会見で「現職の女性検事や、今後、検事や法曹を目指す女性のロールモデルとなるもので、的確に手腕を発揮されることを期待している」と述べました。

そのうえで「女性の活躍を促進し、多様性と包摂性を進めていくことは、社会や組織の活力を高め、イノベーションの創出につながる」と述べ、今後も、女性職員の登用を積極的に推進していく考えを示しました。