大規模接種センター予約枠 東京300人大阪75人増 28日から

防衛省が運営する東京と大阪の大規模接種センターで行うワクチン接種の予約枠が28日から拡大されることになりました。

政府が設置した大規模接種センターでは東京会場で1日1万人、大阪会場で5000人の予約枠が設けられています。

いずれの会場でも来週からは、2回目の接種が本格化し、接種を終えるまでの時間が短くなることが見込まれるとして、防衛省は24日の対策本部会議で予約枠を拡大することを決めました。

具体的には、28日から、東京では300人、大阪では75人増やすということです。

また、2つの会場では、自治体からの接種券を持つ全国の18歳以上を対象に接種が行われていますが、予約をしないで会場を訪れる人が多いことから、28日からは予約がない人への接種は行わないことも決めました。

中山副大臣は「接種券の配布が進んでいるため、できるだけ多くの国民に接種してもらうことが可能か検討し、28日からの予約枠の数を加えることとした。予約がない人への接種は一切行わないことにしたので、必ず予約して来ていただくようお願いしたい」と述べました。