菅首相 “感染収束が最大の経済対策” 信用金庫協会に協力要請

菅総理大臣は、全国信用金庫協会の大会であいさつし、新型コロナウイルスの感染を1日も早く収束させることが経済や国民生活への最大の対策になるとして、事業者支援などの協力を要請しました。

菅総理大臣は、信用金庫法が制定されて、ことしで70年になるのを記念して開かれた大会に出席し、あいさつしました。

この中で菅総理大臣は、新型コロナウイルスのワクチン接種について「皆さんの業務も対面での機会が多いと思うが、若い方も含めて1日も早くワクチンを届けられるよう、政府を挙げて取り組む」と述べました。

そのうえで、企業の事業継続や雇用の維持に取り組んで来たことを説明し
「事業者が前を向いてしっかり歩んでいけるよう、手厚い支援をお願いしたい。1日も早く収束させることが経済や国民生活への最大の対策だ」と述べ協力を要請しました。

また、菅総理大臣は「地方の所得の向上によって日本経済を底上げしていくことが極めて重要だ。信用金庫には経営基盤を強化し、より一層、地域に貢献できる存在になってほしい」と述べました。