エアコンや充電式の携帯型扇風機の事故に注意 火災や破裂も

本格的な夏を前に、夏場に使用が増えるエアコンや充電式の携帯型扇風機の事故について、NITE=製品評価技術基盤機構が注意を呼びかけています。

NITEによりますと、エアコンの製品の事故は昨年度、63件と新型コロナウイルスの影響で在宅時間が増えたことなどを背景に、前の年から2割余り増加し、過去5年間で最も多くなったほか、火災による死亡事故も起きています。

NITEが事故を分析したところ、およそ3割は製品の不具合が原因でしたが、中には、市販のスプレーでエアコンを掃除した際に、洗浄液が電気部品にかかってしまい火が出るなど、誤った使い方が原因となった事故もあったということです。

このためNITEは、
▽暑さが本格化する前に、エアコンの試運転を行い異常がないか確認することや、
▽内部を掃除する場合は、専門の業者に依頼することなどが重要だとしています。

一方、持ち運びが便利なことから利用が増えている充電式の携帯型扇風機の事故も相次いでいて、充電中に発熱して火災となり、やけどを負ったケースや、使用中にバッテリー部分が破裂したケースなどが報告されているということです。

NITEの実験では、落下などによって強い力が加わり内部のバッテリーが損傷した場合、外見上は問題がなくても突然破裂しました。

NITEは、携帯型の扇風機の事故を防ぐため、
▽衝撃がかからないよう持ち運びに注意すること、
▽車の中など、高温になる場所に放置せず、充電中も異常がないか点検することなどを呼びかけています。