使途不明金6億5千万円余「全日本私立幼稚園連合会」など2団体

「全日本私立幼稚園連合会」と関連団体のPTA連合会でさらに多額の使途不明金が見つかり、2つの団体の使途不明金の総額が6億5000万円余りに上ることが関係者への取材で新たに分かりました。

全国およそ7500の私立幼稚園が加盟する「全日本私立幼稚園連合会」をめぐっては、およそ4億円の資金が使途不明になっていることがすでに明らかになっていて、自民党の河村建夫元官房長官が会長を務める関連団体の「全日本私立幼稚園PTA連合会」でも昨年度、4100万円が使途不明になっていることが分かっています。
関係者によりますと幼稚園連合会がさらに調査を進めたところ昨年度、新たにおよそ1億円の資金が流用されていることが分かり、昨年度までの4年間の使途不明金の総額が5億円余りに上ることが確認されたということです。

またPTA連合会も会計士とともに過去にさかのぼって調査を進めたところ、平成28年度以降、毎年、数千万円規模の資金が不正に引き出されるなどして、昨年度までの5年間におよそ1億5000万円が使途不明になっていることが新たに分かったということです。

2つの団体の使途不明金はあわせて6億5000万円余りに上っていて、幼稚園連合会は今月、こうした内容を加盟する各地の幼稚園に報告したということです。
2団体はことし3月、香川敬前会長と口座を管理していた前事務局長を業務上横領などの疑いで警視庁に刑事告訴しています。

幼稚園連合会によりますと前事務局長は内部調査に対し「現金を引き出したのは香川前会長の指示だった」と説明し、香川前会長は、「個人的な流用はしていない」などと話しているということです。