イラン国営メディア “原子力庁施設に危害の企て 未然に防止”

イランの国営メディアは、イラン原子力庁の施設に対し危害を加えようとする企てがあったものの、これを未然に防ぎ施設などに被害はなかったと伝えました。イラン当局は何者かが破壊工作を試みたものとみて調べています。

イランの国営メディアは23日朝、テヘラン郊外のカラジ周辺にあるイラン原子力庁の施設の1つに危害を加えようとする企てがあったものの、これを未然に防ぎ、施設や人に被害はなかったと伝えました。

イラン当局は何者かが破壊工作を試みたものと見て、詳しい状況や計画に関わった人物などを調べているということです。

イランの核開発をめぐっては、ことし4月、中部ナタンズにある主要な核施設で爆発がおき電源が破壊されたほか、去年11月には著名な核科学者が襲撃されて死亡し、イランはいずれも敵対するイスラエルによる犯行だと主張しています。

一方、イラン唯一の原子力発電所であるブシェール原発は今月20日から稼働を停止していますが、イラン政府は「技術的な問題であり、特別なケースではない」として、破壊工作によるものではないという認識を示しています。