五輪観戦チケット“再抽せん・払い戻し”で戸惑いの書き込みも

東京オリンピックの観戦チケットについて、大会組織委員会は観客の上限を超えている分の再抽せんの対象は、開閉会式と陸上や野球など7競技とすると発表し、希望者に対するチケットの払い戻しも来月6日から受け付けることを明らかにしました。これについてツイッターにはチケットを持つ人から払い戻しをするという書き込みや再抽せんが行われることへの戸惑いの書き込みが相次いでいます。

1か月後に開幕する東京オリンピックの観客は、すべての会場の上限を収容定員の50%以内で1万人を原則とすることが決まり、これに伴って観客数が上限を超えている会場は、一般向けの観戦チケットを対象に「セッション」と呼ばれるチケット販売の単位ごとに再抽せんが行われることになりました。

東京オリンピックの観戦チケットの再抽せんの結果、無効となった場合はチケットの代金が払い戻されます。

一方、これとは別に、オリンピックの観戦チケット保有者で、観戦ができなくなった人や観戦を希望しない人は、定められた期間内に払い戻しができます。

これについてツイッターでは、観戦チケットを持っている人から新型コロナの感染リスクが高いとして払い戻しをするという書き込みが相次いでいます。

この中では「もうほんとにいろいろ緩すぎてバカバカしくなってきたオリンピック。チケット楽しみに大事に温めてたけど有観客でも見に行くのやめた」とか「オリンピック、チケット取れているけど観戦は断念する。ワクチン間に合わないしこの状況では楽しめない。残念すぎる」などといった書き込みが見られました。

一方で「生きているうちにもう日本でオリンピックないかもしれないし。絶対に行きたい」など、予定どおり観戦するという書き込みも多く見られました。

また、陸上や野球、サッカーなど7つの競技が再抽せんの対象になると発表されたことについては「オリンピック再抽せんか。サッカー見たいのだが落選しそう」とか「オリンピックのチケットいまさら再抽せんとかやめてもらえません?せっかく当選したのにさ」など戸惑う書き込みも見られました。

払い戻しを決めた女性は

広島県内に住む30代の医療従事者の女性は、東京オリンピックの来月横浜市で行われる予定の野球の観戦チケットにおととし当選しました。

友人と一緒に関東に行って試合を観戦する予定でしたが、現在の新型コロナの感染状況をみてチケットの払い戻しをすることを決めたといいます。

女性は「野球は見たかった種目で、侍ジャパンの試合にも今まで行っていたので、オリンピックにも行きたいと思って応募しました。当選したときは『当たった!』という感じで友人と一緒に喜んで、とても楽しみにしていました」と話しました。

そのうえで「関東に行ったら飲食店に行かずにコンビニでごはんを買ってホテルで食べることも考えましたが、それでは楽しめないと思いました。今の感染状況を見ると行き帰りの電車とかもすごく不安で、払い戻しを決めました。残念ですが、今回はテレビを見ながら声を出して応援しようと思います」と話していました。