台湾 インドで確認の変異ウイルス 海外から流入警戒で対策強化

新型コロナウイルスワクチンの調達が遅れている台湾は、インドで確認された変異ウイルスの流入を警戒し、海外から到着した人などについて、14日間の隔離が終わる前の日にPCR検査を行うことを新たに義務づけました。

台湾当局によりますと、インドで確認された変異ウイルスのデルタ株の感染確認は海外から到着した人に限られ、域内での感染は確認されていません。

しかし、5月上旬から1か月余り台湾に滞在していた男性が先週、マカオに入った際に、検査で、この変異株の陽性反応が出たということです。

台湾当局は、この男性が台湾に滞在する以前にベトナムやインドに渡航していることから、その間に感染したという見方を示し、対策を強化することにしました。

具体的には、海外から到着した人と、感染が確認された人の濃厚接触者に対し、14日間の隔離が終わる前の日に症状の有無にかかわらずPCR検査を行うことを、22日から新たに義務づけました。

また、台湾当局は5月中旬から警戒レベルを4段階の上から2番目とし、屋内で5人以上、屋外で10人以上集まることを禁じるなどしていますが、期限を7月12日まで、さらに2週間延長することを決めました。

新たに確認された感染者は、22日まで2日続けて70人台に減りましたが、台湾当局は「規制を早く解除しすぎてリバウンドが起きる事例が世界各国で見られる。もうしばらく辛抱してほしい」と呼びかけています。