プロ野球 広島 鈴木にワクチン接種の副反応で1軍登録抹消

プロ野球 広島は、新型コロナウイルスのワクチン接種の副反応が出たとして、22日に試合を欠場した鈴木誠也選手について、23日に、NPB=日本野球機構の特例に基づいて1軍の出場選手登録を抹消しました。

東京オリンピックの日本代表に内定している鈴木選手は、21日にワクチンの接種を受けましたが、球団によりますと、22日に副反応が出たため、大事をとって通常の練習を行わず、試合にも出場しませんでした。

23日はバッティング練習などを行い、視察に訪れた野球日本代表の稲葉篤紀監督とも、グラウンドでことばを交わす様子が見られましたが、球団はNPBの特例に基づいて、鈴木選手の1軍の出場選手登録を抹消しました。

球団によりますと、特例についてはワクチン接種後も適用されるということで、復帰が可能になれば特例が適用されて、通常の10日間を待たずに1軍に再登録することができます。

また、同じく副反応が出て、22日に練習に姿を見せなかった森下暢仁投手は通常どおり練習を行っていました。

一方、鈴木選手に代わって大盛穂選手が1軍登録されました。