国会 7月に衆参両院で閉会中審査へ 自民と立民が合意

今後の国会審議の在り方をめぐり、自民党と立憲民主党は、新型コロナウイルス対策などについて議論するため、来月、衆参両院の厚生労働委員会と内閣委員会で閉会中審査を行うことで合意しました。

通常国会が先週16日に閉会したことを受けて、野党側は、新型コロナウイルス対策などを議論するため、閉会中審査を定期的に開催するよう求めていて、23日午後、自民党の森山国会対策委員長と立憲民主党の安住国会対策委員長が対応を協議しました。

その結果、衆議院では来月7日に厚生労働委員会、来月14日に内閣委員会でそれぞれ閉会中審査を行うことで合意しました。

また、自民党の末松・参議院国会対策委員長と立憲民主党の難波・参議院国会対策委員長が電話で会談し、参議院でも来月8日に厚生労働委員会、来月15日に内閣委員会で閉会中審査を開催することで合意しました。

一方、財務省の決裁文書の改ざんをめぐるいわゆる「赤木ファイル」が開示されたことなどを受けて、衆議院では、24日、財務金融委員会の理事らが、財務省などから説明を受けることになりました。