プーチン大統領 独ソ戦記念日に寄稿 “欧州関係修復・連携を”

ロシアのプーチン大統領は、第2次世界大戦で旧ソビエトがナチス・ドイツと開戦した日にあわせてドイツ紙に寄稿し、ロシアも「ヨーロッパの国の1つ」だとして共存は欠かせないはずだと強調し、関係修復の必要性を訴えました。

ロシアの首都モスクワでは、22日、第2次世界大戦でナチス・ドイツが旧ソビエトに侵攻してから80年になるのにあわせて、犠牲者を追悼する式典が開かれました。

このなかでプーチン大統領は「私たちの祖国は偉大で強力で、私たちは、その歴史を守っていく」と演説し、ナチス・ドイツに勝利したかつてのソビエトの役割を改めて強調しました。

また、プーチン大統領は、ドイツ紙「ツァイト」に寄稿し「ロシアは、ヨーロッパの中の最も大きな国の1つだ。私たちの共通の大陸の繁栄と安全は、ロシアを含むすべての国の共同の努力によってのみ可能であり、このことは歴史が証明している」と記しています。

その上で「ロシアはヨーロッパとの包括的なパートナーシップを回復したいと考えている。安全保障や戦略的安定、医療、教育の分野などに関心がある」として連携を呼びかけました。

プーチン大統領としては、ともにナチス・ドイツと戦った歴史を引き合いに、いまのヨーロッパもロシアとの共存が欠かせないはずだと強調し、悪化し続けている双方の関係を修復する必要性を訴えたものとみられます。