岸防衛相 独国防相と会談 中国の「海警法」に深刻な懸念を表明

岸防衛大臣は、ドイツのクランプカレンバウアー国防相とテレビ会議形式で会談し、両氏は、中国が海警局に武器の使用を認めた「海警法」に深刻な懸念を表明し、自由で開かれたインド太平洋の維持・強化に向けて防衛協力や防衛交流を活発に進めていくことで一致しました。

岸防衛大臣とドイツのクランプカレンバウアー国防相の会談は、テレビ会議形式でおよそ1時間行われました。

この中で、両氏は、中国を念頭に、東シナ海や南シナ海での力を背景とした一方的な現状変更の試みに反対するとしたうえで、中国が海警局に武器の使用を認めた「海警法」に深刻な懸念を表明しました。

そのうえで、自由で開かれたインド太平洋の維持・強化や、地域の安定に向けて、防衛協力や防衛交流を引き続き活発に進めていくことで一致しました。

また、両氏は、ことし夏にインド太平洋地域に派遣されるドイツ軍のフリゲート艦と海上自衛隊との共同訓練の実施に向けて調整を進めることで一致しました。

一方、岸大臣は、台湾情勢をめぐり「情勢の安定は、わが国の安全保障はもとより、国際社会の安全保障にとって重要だ。当事者間の直接の対話によって、問題が平和的に解決されることを期待する」と述べました。