東京都 ワクチン大規模接種 新たに2か所設置へ 教職員など対象

東京都は都内で新たにワクチンの大規模接種会場を2か所設置し、夏休みを中心に小中学校の教職員などを対象に接種を進めたいとしています。

都が新たに大規模接種会場を設けるのは、立川市にある立川地域防災センターと府中市にある多摩総合医療センターの2か所です。

来月以降に設置して、夏休みを中心に都内の幼稚園や保育園のほか、小学校と中学校、高校、それに特別支援学校の教職員などを対象に接種を進めたいとしています。

また、都は、青山学院大学、一橋大学、都立大学と連携して共同で接種を行う会場を設ける方針も明らかにしました。

どのキャンパスに設けるかなどは今後調整し、来月下旬から、夏休みの学生や教職員などに接種を進めるということです。

こうした会場では、都内のほかの大学の学生や教職員も幅広く受け入れ、若い人の接種を進めていきたい考えです。

今回、新たに設置する会場では、居住地が都外の人も受け入れるということです。

こうした方針は22日、区市町村や医師会などが参加して都庁で開かれた会議で示され、最寄り駅から会場まで距離がある場合、移動手段の確保も検討してほしいなどといった意見が出されたということです。