北海道 阿寒湖 マリモが大量に岸に打ち上げられる現象 8年ぶり

北海道釧路市で国の特別天然記念物「阿寒湖のマリモ」が大量に岸に打ち上げられる現象が8年ぶりに見られ、22日、地元の子どもたちが参加して観察会が開かれました。

釧路市の阿寒湖では今月上旬、国の特別天然記念物「阿寒湖のマリモ」が岸に大量に打ち上げられているのが見つかりました。

平成25年以来8年ぶりの現象だということです。

22日は阿寒湖義務教育学校の4年生10人が参加して観察会が開かれ、釧路市教育委員会マリモ研究室の尾山洋一さんの説明を聞きながら観察を行いました。

尾山さんによりますと、大型のマリモは風の影響を受けやすくなり、今月4日の低気圧による強風で、湖の底から一気に打ち上げられたとみられるということです。

打ち上げられたマリモは、岸に打ち寄せる波でバラバラに小さくなり、再び湖の中に戻っていくということで、今回の現象はマリモが数を増やしていく成長サイクルの一環だということです。

4年生の女子児童は「数年に一度しか見られないということで、貴重な体験ができてよかったです」と話していました。

マリモ研究室の尾山洋一さんは「私も打ち上げを見たのは初めてで、自然の偉大さを感じました。動かないように見えるマリモにも成長のサイクルがあることを知ってほしい」と話していました。