紙とデジタルの教科書 ”小中学校では無償提供を” 自民が提言

デジタル教科書の活用について、自民党のプロジェクトチームは、小中学校では、紙とデジタルの両方の教科書を無償で提供すべきだとする提言書をまとめ、萩生田文部科学大臣に提出しました。

デジタル教科書の在り方などを検討してきた自民党の教育再生調査会のプロジェクトチームは22日、萩生田文部科学大臣に提言書を提出しました。

提言書では、デジタル教科書の活用について、義務教育の小中学校では当面、紙とデジタルの両方の教科書を提供し、無償の対象とすべきだとしています。

また、高校では、紙とデジタルの教科書のどちらを使用するかについて、教育委員会と学校が選択できるようにすることも考えられるとしています。

そして、デジタル教科書の本格的な導入を目指す令和6年度に向けて、紙とデジタルの教科書の活用について実証的に研究が進められるよう、必要な予算の確保を求めています。

プロジェクトチームの主査を務める義家 元文部科学副大臣は、提言書を提出したあと記者団に対し「義務教育段階では、直接手に触れられる学びのバイブルがあることが望ましいと考え、紙とデジタルの併存を提言した。大臣も両方のよさを生かしたうえで進めるべきだと言っていた」と述べました。