東京五輪サッカー日本代表18人発表 海外クラブ選手は最多の9人

東京オリンピックに臨むサッカー日本代表のメンバー18人が発表され、スペイン1部リーグでプレーする20歳の久保建英選手や、23歳の堂安律選手などが選ばれました。

海外のクラブでプレーする選手が9人選ばれ、これまでで最も多くなりました。

メンバーは原則24歳以下で構成

サッカー男子の開幕までちょうど1か月となる22日、チームを率いる森保一監督は代表のメンバーに内定した18人の選手を発表しました。

東京オリンピックの日本代表は原則、24歳以下で構成され、攻撃的ミッドフィルダーの久保選手と堂安選手に加え、イタリア1部でプレーするディフェンダー、冨安健洋選手など、年齢制限のない代表でも活躍している選手がメンバーに入りました。

大会で3人まで認められている年齢制限のないオーバーエイジ枠としては吉田麻也選手と酒井宏樹選手、遠藤航選手の3人がメンバー入りしました。

FW(2人)

9 前田大然 豊富な運動量で前線からの守備でも貢献

前田大然選手は大阪出身の23歳。

J1の横浜F・マリノスでプレーしています。

俊足を生かしてディフェンスの裏を取る動きが持ち味のフォワードで、得点能力にすぐれ、豊富な運動量で前線からの守備でも貢献します。

昨シーズンはJ1で23試合の出場で3得点にとどまりましたが、今シーズンは16試合で9得点をマークしています。

東京オリンピック世代のこのチームが立ち上がった2017年12月以降、9得点をマークしています。

12日のジャマイカ戦ではフォワードで先発出場していました。
前田選手は「あすの試合に向けてマッサージを受けながら会見を見ていた。自分が選ばれて周りの選手やスタッフが喜んでくれて、それがうれしかった」と話していました。

そのうえで「代表のみんなは個人でやれるタイプの選手がそろっているので、その中で自分のよさを最大限出すためにコミュニケーションを取って練習を重ねていきたい。ここがゴールじゃないので、日本が優勝するために頑張らないといけない」と話していました。

18 上田綺世 “東京オリンピック世代”最多17得点

フォワードの上田綺世選手は茨城県出身の22歳。

J1の鹿島アントラーズでプレーしています。

身長1メートル82センチの高さを生かしたヘディングや、ディフェンスの背後をねらう動きなど多彩な攻撃のパターンを持ち、得点感覚にすぐれたストライカーです。

東京オリンピック世代のこのチームが立ち上がった2017年12月以降、最も多い17得点をマークしています。

昨シーズンはリーグ戦で10得点をマークしたほか、今シーズンは14試合の出場ながら6点を挙げていました。

また、今月5日のガーナ戦と12日のジャマイカ戦では、2試合連続で得点をマークしていました。
上田選手は「ほっとしている。これがゴールではなく、むしろスタートだ。選ばれたからには責任がある。オリンピックの日本代表というものはどういうものか自覚して戦っていきたい」と話しました。

そのうえで「僕のキャリアとしても日本のサッカー史としても大事な大会だ。僕自身もすごく熱い思いを持っているので結果で示していきたい。ステップアップにつなげる大会にしたい。観客の人数は限られると思うがテレビ画面上でもわかるように僕の特長を存分に発揮したい」と意気込みました。

MF(7人)

6 遠藤航 「デュエル」勝利数は昨季ドイツ1部リーグトップ

遠藤航選手は神奈川県出身の28歳。

年齢制限のないオーバーエイジ枠で選出されました。

ドイツ1部リーグ、シュツットガルトに所属し、日本代表では主にボランチとしてプレーしています。

昨シーズン、ドイツ1部リーグで「デュエル」と呼ばれる1対1の局面での勝利数がリーグトップとなるなど、球際の強さとボールを奪う能力が際立っています。

日本代表では通算28試合に出場し、2018年のワールドカップロシア大会のメンバーにも選ばれました。

前回、2016年のリオデジャネイロオリンピックではキャプテンを務めましたが予選リーグで敗退していて「リオで悔しい思いをしたのでもう一度リベンジしたい。5年前の自分からどれだけ成長したか、それを示す大会になる」と話していました。

16 相馬勇紀 豊富な運動量とスピードのサイドプレーヤー

相馬勇紀選手は東京出身の24歳。

J1の名古屋グランパスでプレーしています。

身長1メートル66センチと小柄ながら豊富な運動量とスピードを生かしたドリブルや相手の裏への抜け出しが持ち味で、サイドでのプレーを得意としています。

堅い守りを基本とするグランパスのフィッカデンティ監督のもとで守備の技術を磨き、今シーズンJ1で19試合に出場して2得点をマークしています。

今月5日のガーナ戦では左サイドの攻撃的ミッドフィルダーとして先発出場し、1得点をマークしたほか、12日のジャマイカ戦では途中出場でアシストを記録するなど、結果を残していました。
相馬選手は「代表としてオリンピックで戦うことに幸せな気持ちを感じている。東京オリンピックが決まったときから、ずっと目指した場所で、メンバーに選ばれるという気持ちを持って、この8年間過ごしてきた。舞台が大きければ大きいほどワクワクするタイプなので最高にモチベーションが上がる。ただ選ばれることが終わりではないので、得点やアシストで結果を出すとともに、チームのために戦って金メダルをとって帰りたい」と話していました。

8 三好康児 持ち味は左足の巧みなドリブルや高精度のパス

三好康児選手は神奈川県出身の24歳。

ベルギー1部リーグのアントワープでプレーしています。

身長1メートル67センチと小柄ながら利き足の左足を使った巧みなドリブルや高い精度のパスが持ち味の攻撃的ミッドフィルダーです。

年齢制限のない日本代表でもおととし6月に開かれた「コパアメリカ」のウルグアイ戦で2ゴールを挙げるなど、通算5試合に出場して2得点をマークしています。

11 三笘 薫 去年J1新人最多記録に並ぶ13得点

三笘薫選手は神奈川県出身の24歳。

J1の川崎フロンターレでプレーしています。

最大の持ち味である緩急をつけたドリブルに加えて精度の高いパスやシュートなど多彩なプレーができ、攻撃センスが光るミッドフィルダーです。

ルーキーだった去年はJ1の新人最多記録に並ぶ13得点を挙げたほか、アシスト数もリーグトップの12をマークし、フロンターレのJ1優勝に大きく貢献しました。

今月5日に行われたガーナとの強化試合では途中出場で1得点をマークしたほか、今月12日のジャマイカ戦では得意のドリブル突破と鋭いスルーパスで味方の得点をアシストしていました。
三笘選手は「強化試合である程度の結果は残せたが、当落線上だと思っていた。18人という狭い中で選ばれたので選ばれなかった選手の分も頑張って日本代表としてメダルを獲得したい」と意気込みを話しました。

また「こういった大舞台で結果を出せるか出せないかで今後のサッカー人生が決まってくると思っている。世界のレベルで自分自身がどこまでできるかが楽しみだし、世界にアピールできるチャンスだ。日本代表のために結果にこだわってプレーすることが評価に直結すると思うので、人生の大きな転換点として結果にこだわってプレーしたい」と話しました。

10 堂安 律 年齢制限ない日本代表でも通算20試合3得点

堂安律選手は兵庫県出身の23歳。

昨シーズンはドイツ1部リーグのビーレフェルトでプレーしました。

利き足の左足を巧みに使った力強いドリブルと高いシュート技術を備えた攻撃的なミッドフィルダーで、フィジカルの強さや豊富な運動量を生かして守備でも貢献します。

昨シーズン、ドイツ1部リーグでは34試合に出場して5得点をマークし、最終節でゴールを決めるなど、チームの1部残留に大きく貢献しました。

年齢制限のない日本代表でも、通算20試合に出場し、3点を挙げています。

今月5日のガーナ戦と12日のジャマイカ戦ではいずれも先発出場して2試合連続でゴールを決めていました。
堂安選手は「想像以上にソワソワして緊張したし、自分の名前が呼ばれたときは心の底からうれしかった。それと同時に選ばれなかった選手の分までがんばろうと身の引き締まる思いになった。コロナ禍において、オリンピックというアスリートが輝ける場所を与えてくれた皆さんに感謝しながら僕たちは思う存分ピッチで暴れたい。目標はもちろん金メダル。期待をパワーに変えられるようにがんばりたい」と話していました。

17 田中碧 高いボール奪取能力と高精度のパスで攻撃起点に

ミッドフィルダーの田中碧選手は神奈川県出身の22歳。

J1の川崎フロンターレでプレーしています。

豊富な運動量を生かしてボールを奪う能力にすぐれ、攻撃面でも前線に精度の高いパスを供給し、得点の起点になることができます。

去年はJ1で31試合に出場して5得点をマークし、フロンターレのJ1優勝に大きく貢献しました。

今月5日のガーナ戦と12日のジャマイカ戦ではいずれもボランチとしてオーバーエイジ枠の遠藤航選手とコンビを組んで先発出場し、攻守で存在感を示していました。

7 久保建英 史上2番目の若さ 18歳と5日で代表デビュー

久保建英選手は神奈川県出身の20歳。

スペイン1部リーグ、ヘタフェでプレーしています。

利き足の左足から繰り出す緩急自在のドリブルに加えて、パスやシュートの技術も高い攻撃的ミッドフィルダーです。

スペイン1部の強豪、バルセロナの下部組織で育ち、16歳でJ1のFC東京とプロ契約を結びました。

18歳のときにスペイン1部の強豪、レアルマドリードに移籍したあと同じリーグのチームに期限付きで移籍しながら経験を積んできました。

日本代表でも18歳と5日の史上2番目の若さでデビューを果たし、通算11試合に出場しています。

今月5日のガーナ戦と12日のジャマイカ戦で2試合連続ゴールを奪い、結果を残していました。

DF(7人)

5 吉田麻也 3回目の五輪「メダル取るために帰ってきた」

吉田麻也選手は長崎県出身の32歳。

年齢制限のないオーバーエイジ枠で選ばれました。

イタリア1部リーグのサンプドリアに所属し、日本代表ではキャプテンとして持ち前のリーダーシップでチームをまとめています。

競り合いの強さが持ち味のディフェンダーで、これまでに日本代表として107試合に出場し、ワールドカップには2014年のブラジル、2018年のロシアと2大会連続で出場しています。

日本代表でも同じセンターバックの22歳の冨安健洋選手とともに守備の要として欠かせない存在です。

オリンピックでは2008年の北京大会に出場したほか、2012年のロンドン大会でもオーバーエイジ枠としてメンバー入りしていて今回が3回目の出場となります。

ロンドン大会では3位決定戦で韓国に敗れてメダルを逃していて、「あと一歩のところでメダルを逃して心に引っかかりがあった。メダルを取るために帰ってきたという意識は強い」と話していました。

2 酒井宏樹 今月 仏1部マルセイユからの移籍を発表

酒井宏樹選手は千葉県出身の31歳。

年齢制限のないオーバーエイジ枠での選出です。

日本代表では主に右サイドバックとしてプレーしています。

昨シーズンまでフランス1部リーグの強豪・マルセイユで5シーズンプレーしましたが、今月、J1浦和レッズに移籍することを発表していました。

海外の選手にも負けないフィジカルの強さに加えて豊富な運動量や正確なクロスボールにも定評があります。

日本代表としては通算65試合に出場し、ワールドカップは2014年のブラジル、2018年のロシアと2大会連続で出場しています。

また、2012年のロンドンオリンピックに出場してチームはベスト4の成績でしたが「初戦でケガをしてからろくに動けず、悔しい思いしか残っていない。大きな責任と覚悟を持って臨みたい」と話していました。
酒井選手は「大変光栄に思います。母国日本で開催される夢の舞台に出場できることは一生に一度の経験です。オーバーエイジで選ばれた責任をかみしめながら、一戦一戦、勝利に貢献したいと思います。コロナ禍の大変な状況の中、支えて下さるたくさんの関係者、ファン・サポーターの方々への感謝の思いを胸にプレーしたい」とのコメントを発表しました。

4 板倉 滉 昨季オランダ1部でリーグ戦全34試合フル出場

板倉滉選手は神奈川県出身の24歳。

オランダ1部リーグのフローニンゲンでプレーしています。

安定感のある守りと後方から攻撃を組み立てる「ビルドアップ」の能力にたけた守備的なポジションの選手で、ボランチやセンターバックをこなすことができます。

昨シーズンはオランダ1部で主にセンターバックとしてリーグ戦34試合すべてにフル出場して、大きな手応えをつかみました。

1メートル86センチの長身を生かしたヘディングの強さも持ち味で、ことし3月のアルゼンチンとの強化試合ではコーナーキックを頭で合わせて1試合に2得点をマークしました。

先月28日に行われた年齢制限のない日本代表のワールドカップアジア2次予選、ミャンマー戦に先発出場し、フリーキックからのヘディングで代表初ゴールを奪っていました。

3 中山雄太 複数の守備的ポジション可 効果的な攻撃参加も

中山雄太選手は茨城県出身の24歳。

オランダ1部リーグのズウォレでプレーしています。

ボランチやセンターバック、それにサイドバックと複数の守備的なポジションを守ることができるユーティリティープレーヤーです。

この世代ではキャプテンを務めることも多く、チームをまとめるうえでリーダーシップを発揮してきました。

今月5日のガーナ戦では左サイドバックで先発出場して持ち味の守備力を発揮したほか、効果的に攻撃にも参加し、精度の高いクロスボールで得点をアシストしていました。

13 旗手怜央 ルーキーの去年J1で31試合5得点

旗手怜央選手は三重県出身の23歳。

J1の川崎フロンターレでプレーしています。

豊富な運動量と高い攻撃センスが光る選手で、攻撃的なミッドフィルダーやサイドバックなど、複数のポジションをこなすことができます。

ルーキーだった去年はJ1で31試合に出場して5得点をマークし、フロンターレのJ1優勝に貢献しました。

もともとは攻撃的なポジションですが、チーム事情で昨シーズンは左サイドバックに挑戦すると、積極的な攻撃参加で多くのチャンスを生み出しました。

今月12日のジャマイカ戦でも左サイドバックとして先発出場し、特に攻撃面で持ち味を発揮していました。
旗手怜央選手は「選出の知らせを聞いて気持ちが高ぶった。この世代では国際大会であまり良い結果を出せていないし、自分自身も去年まで活躍できない時期も多かったがその中でも自分が持っている力を出すしかないと思ってやり続けて来たことが評価され、すごくうれしい。選ばれたからには優勝を目指して頑張りたい」と喜びを語りました。

また、攻撃や守備で複数のポジションでプレーできるみずからの持ち味については「川崎フロンターレというチームで去年はサイドバックというポジションを経験させてもらったことで、プレーの幅が広がり、成長できた。この経験が今回の選出につながったと思う。攻守どちらのポジションで出たとしてもゴールを決める、ゴールを守るという得点に絡む部分をしっかりピッチで表現したい」と意気込みを語りました。

14 冨安健洋 年齢制限ない日本代表でも不動のレギュラー

冨安健洋選手は福岡県出身の22歳。

イタリア1部リーグのボローニャでプレーしています。

1メートル87センチの長身を生かした競り合いや1対1の強さに加え、スピードも持ち合わせている総合力の高いディフェンダーです。

年齢制限のない日本代表でも、キャプテンの吉田麻也選手とともにセンターバックの不動のレギュラーで、日本代表としては、東京オリンピック世代で最も多い通算23試合に出場しています。

今月5日のガーナ戦ではセンターバックとして先発出場しましたが、その後、左ひざに違和感があるとして大事を取り、途中で離脱していました。

15 橋岡大樹 ことし1月 浦和からベルギー1部に期限付き移籍

橋岡大樹選手は埼玉県出身の22歳。

ベルギー1部リーグのシントトロイデンに所属しています。

1対1の局面での守備や競り合いの強さが光るディフェンダーで、サイドバックとセンターバックという複数のポジションをこなせます。

去年はJ1の浦和レッズでプレーし、リーグ戦31試合に出場しましたが、東京オリンピックまで半年を切ったことし1月末に「厳しい環境に身を置いて、成長した姿で臨みたい」とベルギー1部に期限付きで移籍しました。

今月3日に行われた年齢制限のない日本代表との試合にはセンターバックとしてフル出場していました。

GK(2人)

1 大迫敬介 J1で1試合当たりの平均失点は0.97“歴代4位”

大迫敬介選手は鹿児島県出身の21歳。

J1のサンフレッチェ広島に所属するゴールキーパーです。

シュートを止める能力と守備範囲の広さが持ち味で、プレーに安定感があります。

J1ではおととし2月にデビューして以来、通算64試合に出場しています。

J1での1試合当たりの平均失点は0.97で、出場時間が5400分以上のゴールキーパーの中で歴代4位となっています。

年齢制限のない日本代表でも2試合に出場しています。
大迫選手は内定を受け広島市中区のホテルで会見し「きのうの夜は発表のことを意識してなかなか眠れなかったのでメンバーに入ることができすごくうれしく思っている」と安心した表情で喜びを語りました。

そして「大事なのは選ばれることではなく、大会で結果を出すことだと思っている。チームが1つになって金メダルを取れるように頑張りたい」と意気込みを語りました。

12 谷 晃生 今季J1で19試合中18試合出場

谷晃生選手は大阪出身の20歳。

J1の湘南ベルマーレでプレーしています。

1メートル90センチの長身でシュートを止める能力に加えて守備範囲の広さと状況判断にすぐれたゴールキーパーです。

去年7月にJ1で初出場を果たすとその後レギュラーを奪い、25試合に出場して実戦経験を積みました。

今シーズンはリーグ戦19試合のうち、日本代表の活動と時期が重なった試合を除いて18試合でフル出場を続けています。

ことし3月のアルゼンチンとの強化試合でフル出場して無失点に抑えたほか今月5日のガーナ戦と12日のジャマイカ戦ではいずれも先発出場し、2試合続けて得点を許しませんでした。
谷晃生選手は「これまでのサッカーキャリアを評価していただき、幸せな気持ちでいっぱいだ。ただ、まだ満足はしていないし緊張感、責任感を持って臨まなければいけないという気持ちでもある」と喜びを語りました。

そのうえで「オリンピックという大きな舞台でいかに積極的に強気にいけるか、自分のサッカー選手としての器が出ると思う。これからもっともっと大きな舞台を目指すためにもここで止まるような選手ではないということをしっかりと見せるプレーをしたい」と意気込みを述べました。

森保監督「金メダルへ“現時点でのベストメンバー”」

日本代表の森保一監督は「金メダルを獲得するために現時点でのベストなメンバーを選んだ。選ばれた選手にはこれまで戦ってきた仲間たちの思いを胸に刻み、日本のために全力で力を出し切ってほしい。コロナ禍での東京オリンピック開催に賛否もある中で、オリンピックで国を背負うという意義を考えながら、残された期間で最善の準備をしていく」と話していました。

五輪 サッカー日本代表 今後の日程は

東京オリンピックに臨むサッカー日本代表は来月5日から静岡県内で18人のメンバーがそろって初めての強化合宿を行います。

その後、関西に移動し、12日には大阪市のヨドコウ桜スタジアムでホンジュラスと強化試合を行ったあと、17日にはノエビアスタジアム神戸で大会前最後の強化試合としてスペインと対戦します。

そして22日に開幕を迎え、予選リーグの初戦は東京スタジアムで南アフリカと対戦し25日には埼玉スタジアムで予選リーグ第2戦のメキシコとの試合を行います。

予選リーグ最終戦は28日、横浜国際総合競技場でフランスと対戦することになっています。

男子サッカー 前回メダルは53年前のメキシコ大会の「銅」

開催国の日本は7大会連続11回目の出場で、過去最高の成績となった1968年のメキシコ大会での銅メダル獲得以来、2回目となるメダルをめざします。

日本の最初の出場は1936年のベルリン大会で、1回戦で勝ってベスト8に入りました。

4回目の出場となった1968年のメキシコ大会では得点王になった釜本邦茂さんなどの活躍で銅メダルを獲得しました。

これまでで最高の成績となっています。

その後、日本は、アジアでの予選敗退が続いて長くオリンピックの舞台から遠ざかりましたが、23歳以下のチーム編成になったあとの1996年、アトランタ大会で28年ぶりに出場しました。

そして、予選リーグで強豪・ブラジルを破り「マイアミの奇跡」と呼ばれましたが決勝トーナメントには進めませんでした。

2000年のシドニー大会では中田英寿さんなどが出場しましたが準々決勝でアメリカに敗れてベスト8でした。

2004年のアテネ大会と2008年の北京大会では予選リーグで敗退。

2012年のロンドン大会では今回、オーバーエイジ枠でメンバー入りした吉田麻也選手や酒井宏樹選手が出場して準決勝に進みましたが、メキシコに敗れました。

さらに3位決定戦では韓国に敗れて2回目の銅メダル獲得はならず4位でした。

2016年のリオデジャネイロ大会では今回、オーバーエイジ枠でメンバー入りした遠藤航選手がキャプテンを務めましたが、予選リーグで敗退しました。