緊急事態宣言が解除 重点措置に移行 営業再開の飲食店は 愛知

緊急事態宣言が解除され、21日にまん延防止等重点措置に移行した愛知県。21日夜、名古屋市では、これまで休業していたクラフトビール専門店が、およそ40日ぶりに営業を再開しました。

愛知県に出されていた緊急事態宣言が解除され、21日からまん延防止等重点措置に移行しました。

重点措置の対象地域の名古屋市など県内の14の市と町では、飲食店の営業時間は引き続き午後8時までとしましたが、感染対策の要件を満たした店については酒の提供を午前11時から午後7時まで認めます。

宣言期間中休業していた名古屋市中村区のクラフトビール専門店は21日、40日ぶりに営業を再開しました。

21日は、およそ20人が来店しましたが、来客数はふだんの4分の1ほどにとどまったということです。

店は、通常は午後11時までの営業ですが、21日の夜は県の要請に従って、午後7時前になるとラストオーダーをとり、午後8時には店内を消毒するなど閉店作業を進めていました。

クラフトビール専門店「ワイマーケット・ブルーイング・キッチン」の今枝浩二店長は「お客様がいちばん来店する午後7時台にお酒が提供できないのは残念だが、営業を再開でき一安心だ。引き続き感染防止対策をしてお客様が安心して過ごせる環境を作りたい」と話していました。