河野規制改革相 10~11月のワクチン接種完了 “達成は可能”

新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、河野規制改革担当大臣は、21日夜、NHKの「ニュースウオッチ9」で、菅総理大臣が掲げた10月から11月にかけて、希望するすべての人への接種を終えるとする目標の達成は、可能だという認識を示しました。

この中で、河野規制改革担当大臣は、21日から職域接種が本格的に始まったことを踏まえ「今のところ、高齢者と医療従事者を合わせて、1日当たり100万回はいっていると考えていい。これに職域接種がおそらく1日当たり20万回ぐらい足せるのではないか」と見方を示しました。

そして、菅総理大臣が掲げた10月から11月にかけて、希望するすべての人への接種を終えるとする目標について「おそらく実現できるのではないかと思う」と述べ、達成は可能だという認識を示しました。

また、河野大臣は、若い世代への接種をめぐり「変異株で重症化するケースが増えているし、においや味がしない後遺症で悩んでいる人もいる。ワクチンは、自分だけでなく集団を守るという意味もあるので、打ってもらえるよう、政府としても正しい情報を発信していきたい」と述べました。