首都圏の飲食店客 前週より4%増 5週連続で増加 民間調査

東京に緊急事態宣言が出ていた20日までの1週間、首都圏の1都3県で飲食店を利用した人は、前の週に比べて4%増えたという民間の調査がまとまりました。

飲食店に予約や顧客管理のシステムを提供する東京のIT企業「トレタ」は、首都圏の1都3県にあるおよそ3000店の来店客数などを調べています。

それによりますと、20日までの1週間の来店客数は前の週と比べて4.7%増えました。増加は5週連続です。

時間帯別に見ると、利用が最も多かった「午後5時から午後8時」は4.4%、「午前11時から午後3時」は5.8%、いずれも増加しました。

調査した会社では「東京の緊急事態宣言の解除で1グループ2人までなど、条件付きで飲食店での酒の提供が認められたことが、来店客の動向にどんな影響を与えるか注意深く見ていきたい」と話しています。