日曜日の人出 多くの地点で前4週の土日平均より増加

東京や大阪など、9の都道府県では緊急事態宣言が解除されましたが、20日、日曜日の人出は、多くの地点で前の4週間の土日の平均よりも増加しました。

NHKは、IT関連企業の「Agoop」が利用者の許可を得て、個人が特定されない形で集めた携帯電話の位置情報のデータを使って、20日まで緊急事態宣言が出されていた9都道府県と宣言が続く沖縄県で、主な地点の人の数を分析しました。

分析した時間は、
▽日中が午前6時から午後6時まで
▽夜間が午後6時から翌日の午前0時までです。

それによりますと、20日は多くの地点で前の4週間の土曜日、日曜日の平均よりも増加しました。

各地点の増加率は、
▽渋谷スクランブル交差点付近で、日中は25%、夜間は33%
▽東京駅付近で、日中は1%、夜間は11%
▽大阪梅田駅付近で、日中は23%、夜間は19%
▽神戸市の三ノ宮駅付近で、日中は13%、夜間は21%
▽京都駅付近で、日中は17%、夜間は10%
▽札幌駅付近で、日中は2%、夜間は13%
▽岡山駅付近で、日中は34%、夜間は40%
▽博多駅付近で日中は27%、夜間は17%でした。

一方、
▽名古屋駅付近は、日中は12%増加しましたが、夜間は2%減少
▽広島駅付近は日中は12%、夜間は5%それぞれ減少しました。

また、
▽緊急事態宣言が続く沖縄県では、那覇市の県庁前駅付近で日中は18%、夜間は19%それぞれ減少しました。