東京五輪 デンマークのボート選手 秋田 大潟村で事前合宿

東京オリンピックに出場するデンマークのボートチームが事前合宿を行う秋田県大潟村で、21日、選手たちを歓迎するセレモニーが開かれました。

東京オリンピックに出場するデンマークのボートチームの選手とスタッフ14人は20日夜、事前合宿を行う大潟村に到着し、一夜明けた21日に宿泊先のホテルで歓迎セレモニーが開かれました。

式典では高橋浩人村長が「皆さんが来るのをとても楽しみにしていました。新型コロナウイルスに気をつけなければならず、行動が制限されますが、よい練習をしてメダルをとれるようにサポートしたいです」とあいさつしました。

これを受け、ボートチームを代表してマッヅ・ハウブロヘッドコーチが「合宿を楽しみにしてきました。村をはじめとした支援にとても感謝しています。新型コロナウイルスの状況を真剣に捉えていて、村の指示に従い行動します」と述べました。

このあと選手たちは早速、ボート場を訪れて、デンマークから輸送した機材を確認したあと、ボートをコースに入れて練習を始めていました。

デンマークのボートチームは、入国時に新型コロナウイルスの検査を受けて全員の陰性が確認されています。

7月18日まで村のボート場で練習し、滞在する間は毎日、PCR検査を受けるということです。