「赤木ファイル」開示へ 財務省の指示内容明らかになるか注目

財務省の決裁文書の改ざんに関与させられ自殺した近畿財務局の職員、赤木俊夫さんが職場に残したいわゆる「赤木ファイル」について、国は近く開示します。ファイルには改ざんを指示する財務省本省のメールなどが含まれているとみられ、具体的な指示内容や改ざんの理由が明らかになるのか注目されます。

森友学園に関する決裁文書の改ざんに関与させられ自殺した近畿財務局の職員、赤木俊夫さん(当時54)が、改ざんの経緯を詳細にまとめて職場に残したいわゆる「赤木ファイル」について、妻の雅子さんは国などを訴えた裁判で開示するよう求めてきました。

国は当初、ファイルが存在するかどうかを明らかにしませんでしたが、大阪地方裁判所が開示するよう促したことを受けて23日までに提出するとしています。

国はファイルには財務省本省から近畿財務局に送られたメールなどが含まれているとしています。
一方、財務省が3年前に公表した改ざん問題の調査報告書には、本省からの改ざんの指示に財務局の職員が強く反発していたことが書かれていますが、本省と財務局の間でどのようなやり取りがあったのかは明らかにされていません。

今回のファイルの開示によって、抵抗した赤木さんたち財務局の職員に本省が改ざんを行う理由をどう説明し、どのようにして従わせたのか具体的な指示の内容が明らかになるか注目されます。