イスラエル ラピド外相 イラン大統領選で当選のライシ師を非難

イランの大統領選挙で当選した反米・保守強硬派のライシ師について、イランと敵対するイスラエルのラピド外相は「核への野心と国際テロに関与している」と非難し、両国の緊張状態は続く見通しです。

18日に投票が行われたイランの大統領選挙は、司法府代表を務めるイスラム法学者で保守強硬派のライシ師が、得票率およそ62%で2位以下に大差をつけて当選しました。
これについて、イランと敵対するイスラエルのラピド外相は19日、ライシ師が国内の反体制派を弾圧してきたという主張を念頭に「イランの新たな大統領は、何千人ものイラン人の死の責任を負う過激な人物だ。核への野心と、国際的なテロリズムのキャンペーンに関与している」とツイッター上でライシ師を非難しました。

そのうえで、「今回の選挙結果で、イランの核開発計画を止め、その破滅的な野心に終止符を打つという決意を新たにすべきだ」と訴えて、改めてイランの核開発をけん制しました。

イラン核合意について、ライシ師は維持する意向を示していますが、アメリカに安易な譲歩はしないとして、強気な姿勢もみせています。
一方、イスラエルはそもそも核合意はイランの核開発を止めるには不十分だと主張していて、今月就任したベネット首相も「イランの核武装を許さない。われわれは核合意のメンバーではなく自由に行動を起こすことができる」と演説しており、イランとイスラエルの緊張状態は続く見通しです。