ナイジェリア 武装グループが大学襲撃 生徒数十人を連れ去る

西アフリカのナイジェリアで、大学が武装グループの襲撃を受け、生徒や教員合わせて数十人が連れ去られました。この地域では、5月にも別の学校で生徒らが連れ去られていて、人権団体は、学校の安全の確保が難しくなっているとして強い懸念を示しています。

ナイジェリアのメディアなどによりますと、北西部のケビ州で、17日、武装グループが大学を襲撃し、警察官1人を殺害したうえ、生徒数十人と教員5人を連れ去ったということです。

翌日、軍が武装グループとの銃撃戦のすえ、生徒5人と教員2人を救出しましたが、女子生徒1人が死亡しているのが見つかりました。

武装グループはほかの生徒を連れて逃げているとみられます。

ナイジェリアでは、先月30日にも、ケビ州の隣の州で生徒が連れ去られ、今も136人が捕らわれています。

事件はいずれも身代金目当ての犯行とみられ、軍や警察が捜査を続けています。

ナイジェリアでは、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」が2014年に200人以上の女子生徒を連れ去って以降、身代金をねらった同様の事件が増えたと指摘されています。

国際的な人権団体、アムネスティ・インターナショナルは、ナイジェリア北部では学校の安全の確保が難しくなり、600以上が閉校しているとして強い懸念を示しています。