東京パラリンピック 自転車 藤田征樹ら3人が代表に内定

東京パラリンピック、自転車の日本代表に4大会連続のメダル獲得を目指す藤田征樹選手(36)など3人が新たに内定しました。

日本パラサイクリング連盟によりますと今月14日に東京パラリンピックの日本の出場枠が男女2枠ずつとなったことが国際競技団体から発表されました。

これを受けて国内で選考が行われ、男子は両足が義足でパラリンピックのロードとトラックでこれまで5つのメダルを獲得している藤田征樹選手と右足でペダルをこぎパラリンピックは2大会連続出場となる川本翔大選手(24)を代表に内定しました。

また、女子は右足が義足の藤井美穂選手(26)が初めてパラリンピック代表に内定しました。

これに女子ですでに内定している杉浦佳子選手(50)をあわせた4人が日本代表として東京パラリンピックに臨むことになりました。

パラリンピックの自転車で日本はこれまで6大会に出場し金メダル3つを含む16個のメダルを獲得していて、東京パラリンピックでも複数の種目でのメダル獲得を目指します。

藤田征樹

藤田征樹選手は北海道稚内市出身の36歳。

大学でトライアスロンをしていた19歳のとき、交通事故で両足を失い、世界でも数少ない両足とも義足の選手です。

パラリンピック初出場だった2008年の北京大会でトラックの2種目で銀メダルを獲得して以降、3大会連続でメダルを獲得していて、東京パラリンピックでは金メダル獲得を目指しています。

川本翔大

川本翔大選手は広島県三次市出身の24歳。

病気のため生後2か月で左足を失い、その後、自転車の体験会に参加したことがきっかけで競技を始めました。

右足だけで力強く踏み込む走りで競技歴わずか半年余りで日本代表入りを果たし、その年のリオデジャネイロパラリンピックではトラック種目で8位に入賞しました。

2大会連続の出場となる東京パラリンピックで自身初のメダル獲得を目指します。

藤井美穂

藤井美穂選手は水戸市出身の26歳。

生後10日で右足を失った藤井選手はもともとはパラ陸上の選手で、走り高跳びの足に障害のあるクラスで日本記録もマークしましたが、パラリンピックでは藤井選手の種目が実施されなかったため、自転車に転向しました。

リオデジャネイロパラリンピックは出場を逃しましたが、ロードやトラックの国際大会で経験を積み、初めてパラリンピック代表に内定しました。