聖火リレー 岩手県での3日間の日程終える

岩手県で行われた東京オリンピックの聖火リレーは最終地点の盛岡市に到着し、公道でのリレーの代わりに「トーチキス」などのイベントが行われ、3日間の日程を終えました。

岩手県では16日、雫石町から聖火リレーが始まり、およそ290人のランナーが3日間をかけて県内27の自治体で聖火をつなぎました。

岩手県内最後の舞台となる盛岡市では当初、中心部を通るルートでリレーが行われる予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて公道でのリレーは中止となりました。

代わりのイベントとして、18日午後7時半から盛岡八幡宮でランナーたちがトーチを持って次のランナーに聖火を移す「トーチキス」が一般の観客を会場に入れずに行われました。

ランナーたちはトーチキスを行ったあと、思い思いのポーズをとって会場を盛り上げていました。

県内最後のランナーは盛岡市出身の十両力士 錦木や、アルベールビルオリンピックスキーノルディック複合団体の金メダリスト 三ヶ田礼一さんなど10人が務めました。

そして錦木関が代表してトーチから聖火皿に火をともし、290人のランナーがつないだ岩手県での聖火リレーはすべての日程を終えました。

聖火リレーは19日から宮城県で行われます。