小池都知事 “都議選よりもコロナ対策に集中”

1週間後に告示される東京都議会議員選挙について、地域政党「都民ファーストの会」の特別顧問を務める小池知事は、どのようなスタンスで選挙に臨むか記者会見で聞かれたのに対し、今は選挙よりもコロナ対策に集中する考えを示しました。

東京都議会議員選挙は、1週間後の今月25日に告示され、来月4日に投開票が行われます。

前回・4年前の選挙では、小池知事が代表を務めた地域政党「都民ファーストの会」が圧勝し都議会第1党となりました。

今は、党の特別顧問を務める小池知事は18日の定例記者会見で、今回の選挙にどのようなスタンスで臨むか聞かれました。

これに対して、小池知事は「4年前と比べて何が違うかと言うと、やはりコロナの影響だ。コロナにどう対応していくかが今の最重要課題であることは言うまでもない」と述べ、今は選挙よりもコロナ対策に集中する考えを示しました。

そのうえで、小池知事は「首都東京は国際競争の真っただ中にある。これからも改革を続け、よき伝統を守っていくという意味で、都政の両輪の都庁と都議会を支えていく方々にはエールを送っていきたい」と述べました。