難民申請意向のミャンマー選手 認定で調整 出入国在留管理庁

軍による市民への弾圧が続くミャンマーへの帰国を拒み、日本に難民認定を申請する意向を示している、サッカーのミャンマー代表選手について、出入国在留管理庁は、帰国すれば迫害を受けるおそれがあるとして、申請が出された場合は、難民に認定する方向で調整を進めています。

サッカーワールドカップ、アジア2次予選のため来日したミャンマー代表のピエ・リアン・アウン選手は、先月行われた日本戦での国歌斉唱の際に、テレビカメラに向かって、ミャンマー軍への抗議の意思を示す3本の指を立てました。

そして16日、帰国を拒んでチームを離れ、日本に難民認定を申請する意向を示しています。

出入国在留管理庁は、3本の指を立てた行動が、メディアを通じて多くの人に伝わったことなどを踏まえ、ミャンマーに帰国すれば迫害を受けるおそれがあるとして申請が出された場合は、難民に認定する方向で調整を進めています。

出入国在留管理庁は、先月からミャンマー人を対象に、難民申請の手続きを優先的に審査し、難民と認定されないケースでも在留資格を付与するなど、特別措置を講じています。

日本では、難民条約に基づき、人種や政治的意見などを理由に、帰国すれば迫害を受けるおそれがある外国人を保護していて、去年1年間で47人が難民に認定されています。