武田総務相 ワクチン接種「まだ半ば」自治体と協力し加速を

新型コロナウイルスのワクチン接種について、武田総務大臣は「まだ半ばだ」として、希望するすべての人が受けられるように、全国の自治体と協力して加速させたいという考えを示しました。

高齢者向けの新型コロナウイルスのワクチン接種は、政府が今週行った調査で、全国すべての自治体が目標の来月末までに終えられる見通しだと回答しました。

武田総務大臣は記者会見で「菅総理大臣が7月末という具体的なゴールを定め、全国の市区町村が医師会とも連携して医療従事者を確保するなど、最大限の前倒しに努めていただいた結果だ」と述べました。

そのうえで「まだ半ばなので緊張感を持って、64歳以下の人も含め、希望するすべての国民が接種できるように市区町村と協力しながら進めていきたい」と述べ、接種を加速させたいという考えを示しました。