上川法相 帰国拒否のミャンマー選手 本人意向踏まえ適切に対応

サッカーのミャンマー代表として来日していた選手が、帰国を拒み、日本に難民認定を申請する意向を示していることについて、上川法務大臣はミャンマー人に特別の措置を講じていることを説明したうえで、本人の意向も踏まえて適切に対応する考えを示しました。

サッカーワールドカップアジア2次予選に、ミャンマー代表として来日していたゴールキーパーのピエ・リアン・アウン選手は16日、帰国を拒んでチームを離れ、日本に難民認定を申請する意向を示しています。

これについて、上川法務大臣は閣議のあとの記者会見で「個々人の出入国在留や難民認定にかかる手続きについてはお答えを差し控えるが、現在のミャンマー情勢はいまだ不透明で、帰国することに不安を抱く方が少なからずいらっしゃる」と述べました。

そして、出入国在留管理庁がミャンマー人を対象に、難民申請の手続きを優先的に審査し、難民と認定されないケースでも在留資格を付与するほか、在留を希望する人は6か月か1年の滞在を認め、就労も可能とするなどの特別の措置を講じていることを説明しました。

そのうえで、上川大臣は「難民申請がなされた場合は、申請者ごとに内容を審査し、認定すべき者を認定している」と述べ、このサッカー選手についても、本人の意向も踏まえて適切に対応する考えを示しました。