「お客ちゃま」の人形で文化ホールをにぎやかに 愛媛 内子町

新型コロナウイルスの感染防止で人数制限をしている地元の文化ホールを少しでもにぎやかにしようと、愛媛県内子町では、町の人たちが段ボールに描いた人の姿を観客席に飾る取り組みが行われています。

内子町の共生館ホールは530席余りの座席数ですが、感染防止のため今は人数制限で半分しか入ることができません。

そこで町の職員は、舞台に立つ人が寂しい思いをしないよう、紙に人の姿を描いて観客の代わりに席へ飾り、にぎやかにすることを企画しました。

これは「お客ちゃま」の人形と名付けられ、企業が廃棄した段ボールを使って町の子どもやお年寄りたちが1枚ずつ手作りしています。

町の児童館では、子どもたちがクレヨンや絵の具で笑顔の観客の姿を思い思いに描いていました。

小学生の女の子は、「ママの絵を描きました。楽しかったです」と話していました。

「お客ちゃま」の人形は250枚を目標に現在制作中で、今月末からホールに設置されるということです。

考案した五十崎自治センターの稲月道隆館長は「人数制限をポジティブにしたいと思って始めました。1枚1枚表情が違うので訪れた人に楽しんでほしいですね」と話していました。