プーチン大統領 米ロ首脳会談を評価も “関係改善は米次第”

ロシアのプーチン大統領は、アメリカのバイデン大統領と行った首脳会談について改めて評価した一方で、アメリカで反ロシアの国民世論が根強いなか、関係改善に向かうかはバイデン政権の対応にかかっていると強調しました。

ロシアのプーチン大統領は16日、スイスのジュネーブでアメリカのバイデン大統領と対面で初めて首脳会談を行いました。

プーチン大統領は17日、オンラインで開いた会合で首脳会談に関して「バイデン大統領は長旅にもかかわらず生き生きしていた。対話の雰囲気も非常に友好的だった」と述べ、バイデン氏は健康的で会談も有意義だったと改めて評価しました。

一方でプーチン大統領は「彼が静かな中で仕事ができることをせつに願っている。アメリカ側にその気があれば私たちも対話を続ける用意がある」と述べ、アメリカで反ロシアの国民世論が根強いなか、関係改善に向かうかはバイデン政権の対応にかかっていると強調しました。

今回の首脳会談について、ペスコフ報道官はロシアメディアに対して「会談中、誰もロシア側を非難するようなことはなかった」と明らかにしました。

プーチン大統領としては、トランプ前大統領とは個人的な関係を築いたものの、議会や国民の根強い反ロシア感情を背景に結局、両国の関係は悪化したことを踏まえ、バイデン大統領が実際にどこまでロシアに向き合うことができるのか冷静に見極めていくとみられます。