東京都 新型コロナ 7人死亡 452人感染 前週木曜日より13人増加

東京都内では、17日新たに452人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、前の週の同じ曜日より13人増えました。
7日間平均は前の週の98.6%となり、都の担当者は「下げ止まっている状況だ。リバウンドのリスクが十分にあるので気を緩めずに感染防止対策の徹底を続けてほしい」と呼びかけています。

東京都は17日都内で新たに10歳未満から90代の男女合わせて452人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

1週間前の木曜日より13人増え、16日に続いて前の週の同じ曜日を上回りました。

17日までの7日間平均は386.4人で、前の週の98.6%です。

この数値は、先月中旬以降、70%台から80%台を維持していましたが、今月13日に90%を超えて90.1%になると、翌14日が90.0%、15日は92.1%、16日は95.8%、17日は98.6%と減少の幅が極めて小さくなっています。

都の担当者は「先週の半ばから減少の幅が小さくなっていて、ほぼ横ばいに近く、下げ止まっている状況だ。リバウンドのリスクが十分あるので気を緩めないで、感染防止対策の徹底を続けてほしい」と呼びかけています。

17日の452人の年代別は、
▽10歳未満が16人、
▽10代が30人、
▽20代が147人、
▽30代が92人、
▽40代が73人、
▽50代が51人、
▽60代が19人、
▽70代が10人、
▽80代が8人、
▽90代が6人です。

452人のうちおよそ63%に当たる283人はこれまでのところ感染経路が分かっていません。

一方、感染経路が分かっている168人の内訳は「家庭内」が76人で最も多く、次いで「職場内」が31人「施設内」が26人などとなっています。

このほか、アフリカへの渡航歴のあった日本国籍の40代の男性1人の感染も確認されています。

これで都内で感染が確認されたのは16万7868人になりました。

また、都が参考として発表した16日の検査件数は6538件で、16日までの3日間の平均は8440.3件でした。

17日時点で入院している人は16日より13人減って1333人で「現在確保している病床に占める割合」は23.8%です。

一方、都の基準で集計した17日時点の重症の患者は16日より5人減って40人で、重症者用の病床の10.7%を使用しています。

また、都は、感染が確認された60代から90代の男女合わせて7人が死亡したことを明らかにしました。

これで、都内で新型コロナウイルスに感染して死亡した人は2190人になりました。