食品ロス削減 賞味期限短い商品 メーカーが消費者に直接販売

まだ食べられる食品の廃棄、いわゆる「食品ロス」を減らそうと、賞味期限までの期間が短くなり通常の流通ルートでは販売が難しくなった商品について、消費者が直接買えるようにした専用の販売機を、食品メーカーが設置する動きが広がっています。

大手食品メーカーの「ネスレ日本」は、17日から東京 原宿など全国の5か所に、製造から一定期間が過ぎた菓子などを扱う専用の販売機を設置しました。

消費者が専用のサイトで購入の手続きを行うと商品を受け取れる仕組みで、価格は通常と比べて最大で半額程度になります。

扱う商品は原則として賞味期限まで1か月以上あり、品質には問題ないとしています。

会社によりますと、製造から期間が過ぎた商品は小売店に卸すのが難しく、廃棄するケースもあるということで、メーカーが直接販売することで、食品ロスの削減につなげるねらいがあります。

ネスレ日本飲料事業本部の高岡二郎部長は「売れ行きを検証しながら、拡大を検討していきたい」と話しています。

大手飲料メーカーの「コカ・コーラボトラーズジャパン」も、賞味期限が2か月程度に迫った飲料を扱う自動販売機を東京や神奈川などに設置し、通常より安い価格で販売しています。

会社では設置の拡大も検討する方針で、食品ロスの削減に向けた動きが広がっています。