河野規制改革相 中小企業の職域接種“円滑に進むよう後押し”

新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、河野規制改革担当大臣は、日本商工会議所の三村会頭とオンラインで会談し、中小企業の職域接種が円滑に進むよう後押ししていく考えを示しました。

河野規制改革担当大臣は17日、日本商工会議所の三村会頭とオンラインで会談し、新型コロナウイルスワクチンの職域接種をめぐって意見を交わしました。

この中で三村会頭は「先日、市区町村と商工会議所や中小企業との共同接種を実施できる枠組みが政府から提示された。枠組みが円滑に進むよう河野大臣の強力なリーダーシップの発揮をお願いしたい」と述べ、中小企業でも職域接種が進むよう協力を求めました。

これに対し河野大臣は、中小企業の職域接種について、大企業の職域接種に取引先として加わる方法や、複数の企業で申請し、まとめて医療機関で接種を行う方法、それに自治体の集団接種の中で、商工会議所が取りまとめた人たちの枠を設ける方法を想定していると説明し、円滑に進むよう後押ししていく考えを示しました。