豪雨被災地の復興シンボル “三連水車” 回り始める 福岡 朝倉

4年前の「九州北部豪雨」の被災地、福岡県朝倉市で、復興のシンボルとなっている「三連水車」が、田植えの時期に合わせて17日から回り始めました。

200年以上前に作られた朝倉市の「三連水車」は、4年前の九州北部豪雨で土砂や流木に埋もれて動かなくなりましたが、およそ1か月で復旧し、復興のシンボルとなっています。

田植えの時期を迎え、17日は地元の神社で豊作を願う神事が行われたあと、水車につながる水門が開けられました。

直径4メートルから5メートルほどの三連水車が回り始めると、周りの水田に勢いよく水が流れ込み、訪れた地元の子どもたちが「頑張れ、頑張れ」と声援を送っていました。

うきは市から訪れた50代の女性は「朝倉市が災害から立ち直りつつある姿を、三連水車を通じて見ることができてうれしいです」と話していました。

水車を管理する山田堰土地改良区の古賀敏雄理事長は「ことしもこの日を迎えられ、非常にうれしいです。コロナの状況が改善されたら、多くの皆さんに三連水車を見に来てもらいたい」と話していました。

朝倉市の三連水車は、収穫を迎える10月中旬まで水を送り続けます。