汚れたプラスチック輸出規制で事業者に行政指導 環境省

大量の汚れたプラスチックを国の承認を受けずに輸出しようとした事業者について、環境省などは厳重に注意する行政指導を行いました。汚れたプラスチックは国際条約に基づく法律でことしから輸出が規制されていて、環境省などは輸出を検討している事業者に改めて注意を呼びかけました。

環境省によりますとことし3月、名古屋港でベトナムに輸出されようとしていた貨物を税関とともに調べたところ、泥などで汚れたプラスチックが1.9トン見つかり、その場で輸出を差し止めたということです。

汚れたプラスチックをめぐっては有害廃棄物の国境を越える移動を規制する「バーゼル条約」に基づく法律によって、ことし1月から油や泥が付着したり異物が混入したりしているものは国の承認がなければ輸出ができなくなっています。

環境省と経済産業省は輸出を申告した滋賀県の事業者にプラスチックを引き取らせるとともに5月、文書で厳重に注意する行政指導を行いました。

また、6月14日プラスチックの輸出を検討している事業者に対し、どのようなプラスチックが規制の対象になるのかを確認するなど改めて注意するよう呼びかけました。

環境省の担当者は「関係する事業者や団体への呼びかけとともに水際での対策にも力を入れていく」と話しています。