兵庫県「まん延防止等重点措置」含め政府に感染防止措置求める

兵庫県は16日夕方、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、今月20日に緊急事態宣言が期限を迎えたあとの対応について「まん延防止等重点措置」への移行も含め、引き続き感染防止の措置を講じるよう、政府に求める方針を決定しました。

兵庫県は16日午後5時から対策本部会議を開き、冒頭、井戸知事は「2月末に緊急事態宣言の解除を申請したときには、無条件で解除の要請をして、第4波のきっかけになってしまったので、全面緩和はいかがかと思う。県が段階的な対応ができるよう、政府に要請しないといけない」と述べました。

そして会議では、今月21日以降も感染拡大を抑え込むための措置が必要だとして「まん延防止等重点措置」への移行も含め、引き続き適切な措置を講じるよう、政府に求める方針を決定しました。

兵庫県では、飲食店に対する休業や時短の要請などの今後の取り扱いについて、国とも協議したうえで、17日に改めて対策本部会議を開いて決定することにしています。