沖縄県 緊急事態宣言の延長要請を検討 医療体制が依然ひっ迫

沖縄県は緊急事態宣言について、医療体制が依然としてひっ迫していることから、期間延長を政府に要請することを検討していて、16日、対策本部会議を開いて方針を決めることにしています。

沖縄県に緊急事態宣言が出て3週間以上が経過したものの、全国で最悪の感染状況が続き、医療体制が依然としてひっ迫していることから、県は今月20日までとなっている期間の延長を政府に要請することを検討していて、16日に対策本部会議を開いて、方針を決めることにしています。

県は期間が延長されるかどうかにかかわらず、小中学校や県立高校などに求めている休校要請については、学習機会の確保のためとして当初の予定どおり、20日で解除する方向で調整しています。

ただ部活動は引き続き、原則休止を求める方向です。

宣言延長の要請について、玉城知事は15日記者団に対し「この状態で緊急事態宣言が解除されるとどうなるのか、非常に不安に感じている。感染状況や国の意向なども見ながら意見をまとめたい」と述べました。