東京都 インド型変異ウイルス 3人感染確認 都内初の死亡確認も

東京都は、都内で新たに3人がインドで確認された変異ウイルスに感染していることが確認され、このうち1人が死亡したと発表しました。この変異ウイルスに感染した人で死亡が確認されるのは都内では初めてです。

東京都は、都の研究機関と民間の検査機関で、50代の男性2人と70代の男性1人の合わせて3人が、インドで確認された変異ウイルスのデルタ株に感染していることを新たに確認したと発表しました。

3人はいずれも海外渡航歴はありませんでした。

3人のうち、50代の男性1人は今月9日に死亡したということです。

男性は、先月下旬に発症して今月3日に感染がわかり入院していました。

男性は、がんを患っていたということです。

男性の感染経路はこれまでのところわかっていません。

この変異ウイルスに感染した人で死亡が確認されるのは都内では初めてです。

これで、この変異ウイルスの感染が確認された人は都内で合わせて66人になりました。