ラグビー五郎丸歩さん 引退会見「後悔はひとつもない」

ラグビー元日本代表の五郎丸歩さんが浜松市内で引退会見を行い「すっきりした気持ちで、後悔はひとつもない。これからは静岡に残って、現場ではなく、経営の立場からラグビーに関わっていきたい」と抱負を述べました。

35歳の五郎丸さんは、日本代表としても活躍し、2015年のワールドカップではプレースキックを蹴る際に手を合わせる独特のポーズで注目を集めました。

今シーズンかぎりでの引退を表明し、所属するヤマハ発動機がことし4月にトップリーグのプレーオフトーナメント2回戦で敗れたため、現役選手としての生活を終えました。

五郎丸さんは14日、浜松市内で引退会見を行い、けがでメンバーから外れ、現役最後の試合に出場できなかったことについて「最後の試合で自分のプレーを見せることができずに終わったが、これもプロの厳しさだと感じている。すっきりした気持ちで、後悔はひとつもない。32年間、多くの人たちに支えられてプレーできたことを幸せに思う」と語りました。

今後については、引き続き静岡に残り、監督やコーチといった現場ではなく、来年1月に始まる新たなリーグに向けてヤマハ発動機が新しく立ち上げるクラブチームに経営の立場で関わることを明らかにしました。

五郎丸さんは「企業チームではなく、プロクラブとして先陣を切って新たな風を吹かせようとしているところに参加してみたかった。しっかり経営を学んで、選手のときとは違う形でラグビー界に貢献していきたい」と新たな挑戦への意気込みを語っていました。