都内コロナ感染者数 7日間平均 前回宣言解除決定時の約1.3倍に

東京都内で感染が確認された人の数を前の週の同じ曜日と比べると先週の金曜日まで1か月近く減少していましたが、12日土曜日は上回りました。また、7日間平均は、前回・2回目の緊急事態宣言の解除がことし3月に決まった時点と比べるとおよそ1.3倍となっています。

1日の感染確認

都内で1日に感染が確認された人は、先週の金曜日11日まで29日連続で前の週の同じ曜日を下回っていました。

しかし、土曜日12日の467人は、前の週の同じ曜日より31人、多くなりました。

13日は304人で前の週の同じ曜日より47人、少なくなりました。

7日間平均

7日間平均は、2回目の緊急事態宣言の解除を政府が決定した3月18日時点で297.1人でした。

一方、13日時点では384.1人でした。

3月18日時点と比べると、およそ1.3倍です。

7日間平均は、2回目の緊急事態宣言が終わった3月21日のあと増加傾向となり、先月13日には933.9人となり第4波のピークを迎えました。
その後、減少傾向が続き、今月に入ってもその日までの7日間平均が前の週の70%台を維持していた時もありました。

しかし、今月9日に80%を超えると上昇し続け、13日は90%を超えました。

90%を超えるのは先月18日以来です。