また、大村知事は14日午後の会見で「緊急事態宣言が一区切りになると、今の状況では『まん延防止等重点措置』としたいと思う。しかるべきときに国から打診があると思うので、話をしていきたい」と述べ、政府に対して、宣言の解除後は県内に「まん延防止等重点措置」を適用するよう求める考えを示しました。
また、重点措置の期間については「10日間や2週間では短いので、20日間くらいがいい線ではないかと思うが、国で統一的に判断して設定することだと思う」と述べました。
愛知 大村知事 “宣言解除後も飲食店への時短要請など継続”
愛知県の大村知事は、県内に出されている緊急事態宣言を今月20日の期限で解除したいとしたうえで、解除された場合も、飲食店への営業時間短縮の要請などを続ける考えを示しました。
14日午前の記者会見で愛知県の大村知事は、県内の感染状況について「新たな感染者数が減っても入院患者の数が減らず引き続き厳しい状況だ。新たな感染者をさらに減らして入院状況を改善したい」と述べました。
そのうえで、愛知県に出されている緊急事態宣言について「今の状況であれば解除に持っていきたい」と述べ、今月20日の期限で解除したいという考えを示しました。
さらに、大村知事は、宣言が解除された場合の対応について「規制がすべてなくなるわけではない」と述べ、飲食店への営業時間短縮の要請などを続ける考えを示しました。
要請の対象地域や営業終了を求める時間、それに、酒の提供の扱いなどについては、今後、国の対応も踏まえて検討するということです。