金沢 兼六園 約1か月ぶりに開園「まん延防止等重点措置」解除

金沢市を対象にした「まん延防止等重点措置」の解除に伴い、石川県が独自に出していた緊急事態宣言も解除されました。先月から閉園していた金沢市の観光名所「兼六園」は14日、およそ1か月ぶりに開園しました。

金沢市の兼六園は、新型コロナウイルスの感染拡大で石川県独自の緊急事態宣言が出されたことに伴い、先月12日から閉園していました。

金沢市を対象にした「まん延防止等重点措置」の解除に伴い、13日をもって石川県独自の緊急事態宣言も解除され、14日、およそ1か月ぶりに開園しました。

金沢市内は朝から雨となり、午前中、兼六園を訪れる人の姿はまばらでした。

三重県の70代の男性は「きょうから開園だと聞き、用事の合間に時間を見つけて来ました。雨の兼六園もいいですね」と話していました。

兼六園の近くにある飲食店の従業員の男性は「およそ1か月ぶりに店を開けました。これまで休業したときもお客さんはすぐに戻ってこなかったので、今回もすぐには期待していません」と話していました。