特産品目指す“養殖サーモン” 初のイベント開催 岩手 大槌町

新たな特産品を目指し、岩手県大槌町で養殖されているサーモンの味を楽しんでもらおうという初めてのイベントが開かれました。

このイベントは、昨シーズンから町内で試験養殖が始まり、「岩手大槌サーモン」のブランド名で売り出している、トラウトサーモンやギンザケの味を楽しんでもらおうと、町や地元の漁協などが初めて開きました。

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、岩手県民限定となりましたが、会場には親子連れなどおよそ3000人が訪れ、無料でふるまわれたサーモンのすしやお吸い物を味わいました。
また、サーモンのつかみどりも行われ、生けすに入れられた体長60センチほどのトラウトサーモンを、小学生などが悪戦苦闘しながら両手で抱えて捕まえていました。

大槌町では、海水温の上昇などの影響で特産の秋サケの漁獲量が減っていて、去年は深刻な不漁のため、冬恒例の「おおつち鮭まつり」も中止となっていました。

町によりますと、大槌サーモンは初夏に旬を迎えるということで、来年以降も、この時期にサーモン祭りを開きたいとしています。

つかみ取りに挑戦した、盛岡市の小学2年生の男の子は「つかむのが難しかったけど楽しかった。お刺身にして食べたい」と話していました。

訪れた地元の70代の女性は「サーモンはおいしくて最高です。最近は漁業の収入が少ないので、これからはサーモンをPRして町を盛り上げてほしい」と話していました。