アムールヒョウ保護へ 生息地の森でマラソン大会 ロシア極東

絶滅が危ぶまれている野生のアムールヒョウの保護につなげようと、ロシア極東にある国立公園で、生息地の森の中を走るマラソン大会が初めて開かれました。

アムールヒョウは、ロシア極東の森林を中心に生息していますが、密猟や森林伐採の影響で減少し、野生での生息数は、去年の調査で100頭ほどしか確認されておらず、絶滅が危惧されています。

ロシア極東のアムールヒョウの保護団体などは、アムールヒョウに関心をもってもらい保護につなげようと、13日、マラソン大会を初めて開催し、市民など、およそ500人が参加しました。

大会は、実際にアムールヒョウが生息する国立公園を会場に、3キロから21キロまでの4つの部門に分かれて行われ、参加者たちは、緑豊かな大自然の中を懸命に走っていました。

参加した地元の女性は「苦しくて、死に物狂いで走るヒョウのような気持ちになりました。暑かったですが、最高でした」と話し、ウラジオストクに駐在する日本人の男性は「こういう森の中を走る機会は日本ではなかなかなく、おもしろかったです」と話していました。

アムールヒョウの保護団体は、保護活動には国立公園を訪れた観光客からの利用費などが使われているとして「国立公園の存在を広く知ってもらい、また来てもらいたい」と話しています。